強力粉不要!小麦粉とベーキングパウダーでつくる『デコポンのマリトッツォ』

今回は2021年大注目の『マリトッツォ』を作りたいと思います(^^♪

マリトッツォは2月ごろから急に流行りだしてメディアでも取り上げられています。ベーカリーやパティスリーでも見かけることが増えました。 簡単に言うと丸いパンにたっぷりの生クリームをサンドしたもの。体積的にはクリームが8割くらい…笑
クリームの味や、中にフルーツをいれたりしてアレンジも豊富です。 外国発祥ではあるけど、昔からあったものがなぜ急に日本で流行るのか、とても不思議ですね(笑

今回使うフルーツは愛媛の『デコポン』です!発祥の地である熊本のデコポンが欲しかったんだけどなかった。 デコポンは割と有名でよく聞くみかんですね。

詳しくはまた書くけど、『デコポン』は品種ではなくブランド名って知ってましたか? しかも、果物で唯一の登録商標!!許可がないと表示できません。 加えて、不知火(シラヌイ)系品種かつ正規ルートの検査で糖度13度以上のものしか名乗ることができません。 なので、『デコポン』として売られているのは美味しい保障がされているということです(^^♪

デコポン(ブランド)とシラヌイ(品種)が同じ様に表示されて並んで売られてるのはちょっと残念ですね… シラヌイの中で高品質なのがデコポンです。客もそんなん知らんし、農家にとっても悲しいのではないかと思います。 美味しいのが食べたいひとはデコポンを買いましょう。

フローレシピはこちら!

僕が考案したフローレシピは、一般的な箇条書きのレシピではなく、科学実験のようにより直観的に分かりやすくレシピを表現したものです! 下の画像をクリックすると、PDFを開きます。



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マリトッツォとは

マリトッツォは、イタリア・ローマ地方の伝統菓子です。朝食として定番だそうです。

本来、生地は柔らかいブリオッシュ生地だそうですが、強力粉とイーストで作るのが面倒なので、今回は薄力粉とベーキングパウダーで作れるサクサクなクッキー生地にしました。作ったマリトッツォを朝ごはんにしましたが、確かに元気がでます(^^♪
意外とあっさりと食べられたので、朝食やティータイムにぴったりです。 ホットケーキ生地とかでもとても美味しそうなので、いろいろ試しても良いなと思います。
僕は柔らかいパン生地があまり好きじゃないから、今回のクッキー生地が気に入りました!他にどんなんあるんかな~って調べたら…

【生地】
ブリオッシュ生地(パン)、クッキー、ホットケーキ、シュー生地、バターロール、クロワッサン

【クリーム】
プレーン、いちご、ピスタチオ、きなこ、チョコレート、抹茶、黒ごま、ティラミス、レモン、コーヒー、オレンジ、あんこ、ラムレーズン、さつまいも、栗…

など、キリがないくらい沢山の種類がでてきた。シンプルな分、自分の好きな味を探すのも楽しそう(^^♪

ちなみに、本来のブリオッシュ生地はフランスの伝統的なパン生地で、バター、卵、砂糖を生地にたっぷり使ったもの。それらの配合比率は様々で、 砂糖が多く甘みが強い「ブリオッシュ・シュクレ」、バターが多い「ブリオッシュ・フィユテ」など、更に種類が分かれます。


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いかかでしたか? デコポンの酸味や皮の苦味で、生クリームがあっさりと感じられとても美味しかったです!
ではでは~(^^♪

【関係ない無駄話】 企業で利益を生み出すのは2割の社員ってよく言われるよね、数字はわからんけども少数派であるとは僕も思う。 なのに多数決で決めるって矛盾してると思わん? つまり、利益に関することを多数決で決めるには、「正しく考えられるのが多数派」っていう前提を満たすことが必要だと思う。